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ホワイトハウス高官「中国の新型コロナ隠蔽、チェルノブイリのように歴史に残る」

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ハンギョレ新聞

オブライエン国家安保補佐官「10年、15年後、HBO特集を見ることになるだろう」 ワクチン開発に「知的財産権を盗んできた中国がスパイ行為をしているとしても驚かない」 米、COVID-19死亡者が10万人に肉薄する中 ブラジルからの米国入国を制限

 米国のホワイトハウス高官が、中国の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応を、旧ソ連のチェルノブイリ原発爆発事故にかこつけて非難した。中国がCOVID-19事態の初期に関連情報を隠蔽したため現在の災害的な結果を招いたと主張してのことだ。  米ホワイトハウスのロバート・オブライエン国家安保補佐官は24日(現地時間)、CBSの「フェイス・ザ・ネイション」に出演して「中国がウイルスに関して行った隠蔽は、チェルノブイリと共に歴史に長く残るだろう」として「私たちは10年、15年後、HBO特集を見ることになるだろう」と語った。昨年、米国の映画チャンネルのHBOは、1986年に発生した原発事故を扱った5部作ドラマ『チェルノブイリ』で、ソ連政府の隠蔽・縮小の試みを描いた。米国は、中国が湖北省武漢でCOVID-19の発病が初めて発見されてから感染拡大の状況と危険性などに関して、全世界に情報共有を十分に行わなかったとして、「責任を問う」と圧迫してきた。オブライエン補佐官は、中国の行動が歴史的な原発災害であるチェルノブイリ事故の時と同レベルだとして攻撃の強さを高めたのだ。  オブライエン補佐官は、隠蔽の責任が中国政府全体なのか、地方の役人なのかに対する質問に「中国が記者を追い出して(米疾病統制予防センターなどの)調査官を中に入れないようにしたので、私たちはわからない」として「地方の役人なのか中国共産党なのかは重要ではない。これは隠蔽であり、私たちは結局、真相を知ることになるだろう」と語った。彼はまた「中国は全世界にウイルスを撒き、米国経済を生かすために使わなければならない数兆ドルを破壊した」と述べた。  オブライエン補佐官は、COVID-19ワクチンの開発についても中国を皮肉った。彼は中国がワクチンを開発すれば米国も使用できるのかという質問に「ワクチンは私たちが先に開発すると思う」と語った。続いて「中国が私たちが行っているワクチンと治療法の研究と技術を知ろうとしてスパイ行為を行っているとの報道があった」として「中国は米国の知的財産権と技術を盗んできた長い歴史を持っており、彼らがワクチンに対してそうするとしても驚くことではない」と語った。  一方、米国は同日、COVID-19が急速に増加しているブラジルからの米国への入国を制限した。トランプ大統領は布告文で「米国に入国する前の14日間にブラジルに滞在したすべての外国人の米国入国を制限・中断するのが、米国の利益になると判断した」と明らかにした。この措置は28日夜11時59分から発効し、両国の交易には適用されない。ブラジルは同日時点のCOVID-19感染者が約36万3000人で、米国(約164万3000人)に次ぐ最多感染国だ。  ジョンズ・ホプキンス大学の集計では、24日夜11時30分時点のCOVID-19による米国の死亡者は9万7720人で、10万人に向かいつつある。米国は50州全体が段階的な経済活動の正常化に入った中、メモリアルデー(戦没者追悼記念日、25日)の連休を契機に主要な浜辺と主要道路が人波と車両で混雑しており、COVID-19再拡散の懸念も出ている。 ワシントン/ファン・ジュンボム特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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