広島県内44人感染、3人死亡 広島市と福山市で新たなクラスター、新型コロナ
広島県で22日、新たに44人の新型コロナウイルス感染が確認された。広島市20人、福山市10人など。また広島市と福山市は、医療機関に入院していたそれぞれ2人と1人の計3人が死亡したと発表した。県内の死者は計82人となった。 【グラフ】広島県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況 広島市の20人は10~80代。市は、市内の介護事業所で5人が感染するクラスター(感染者集団)が発生したと公表した。昨年12月30日にクラスター発生を公表した医療機関では、新たに市外に住む1人を含む職員5人の感染も確認した。 福山市の10人は10~70代。うち4人は、15日に感染が判明した20代男性の濃厚接触者たちで10~20代の男性会社員。一連の感染者は計7人になり、市は新たなクラスターと認定した。 呉市でも80代1人の感染を確認。7日にクラスター発生を公表した病院の入院患者で中等症という。一連の感染者は計27人。 その他の感染確認は、東広島市4人▽三次市、廿日市市、府中町、海田町各2人▽県内の医療機関で検査した山口県の1人。
中国新聞社