街で見かけたらラッキー!? あの人気車とほぼ同じ姿の激レアOEM車5選
姿かたちは同じでも、じつは別人だった!?
街で見かけるクルマのなかには、姿かたちがほとんど同じでも、メーカーエンブレムが異なるクルマが存在します。 【画像】本家とどこが違う? 激レアなOEM車たち(37枚) これはOEM(Original Equipment Manufacturer)といって、他社が作ったクルマを自社ブランドで販売することを指します。 OEMのメリットはコストダウンが主となりますが、自社の製造ラインでは作ることができないクルマを販売できることから、ラインナップの拡充を図る目的もあります。 今回はそんなOEM車のなかから、レアなモデルを5台ピックアップして紹介します。
●スズキ「ランディ」 軽自動車メーカーとしてのイメージが強いスズキですが、近年では登録車にも力をいれています。 しかしスズキが自社開発する登録車は「ソリオ」「スイフト」といったコンパクトなモデルが中心となることから、日産のミニバン「セレナ」をスズキ「ランディ」として販売しています。 現行モデルのランディは、2016年12月に登場した3代目。2016年8月にフルモデルチェンジしたセレナから4か月遅れで発売されました。 ランディのデザインはセレナの標準仕様に準じていますが、セレナのVモーショングリルよりも大人しいフロントグリルを装着しています。 なお、「セレナ ハイウェイスター」のようなエアロ仕様はランディにはありません。 パワートレインは、2リッターガソリンと2リッタースマートシンプルハイブリッドを搭載。セレナで人気の「e-POWER」仕様はラインナップしていません。 また、先進運転システム「プロパイロット」も非装着となります。 ●マツダ「フレアクロスオーバー」 自社生産の軽自動車を持たないマツダですが、スズキの軽SUVとして人気の「ハスラー」を「フレアクロスオーバー」という車名で販売しています。 現行モデルは2020年2月に登場した2代目モデル。スクエアなボディに丸目ヘッドライトという初代モデルのデザインを継承しつつ、さらに個性的なスタイルとなりました。 なお、ハスラーのボディカラーとして用意されている「チアフルピンクメタリック ホワイト2トーン」と「シフォンアイボリーメタリック」はフレアクロスオーバーには設定されていません。 インテリアはアウトドア感あふれる遊び心のあるデザインで、快適で広い室内空間と使い勝手が大幅に進化した荷室空間が特徴です。 パワートレインは、660ccの自然吸気エンジンとターボエンジンの2機種を用意し、全車マイルドハイブリッドを搭載。 新開発のCVTと組み合せて、低中速域でのスムーズな走りと、高速域ではハイギヤード化により燃費性能と静粛性を向上させました。 4WD車には、雪道やアイスバーンで発進をサポートする「スノーモード」や滑りやすい路面でスムーズに発進できる「グリップコントロール」、急な下り坂で低速を維持する「ヒルディセントコントロール」といった、SUVならではの機能も備わります。