ビートルズ、星野源... VOGUEGIRLエディターが選んだウェディングソングとは?
結婚式のムード作りに欠かせない、ウェディングソング。VOGUE GIRLエディターそれぞれの推しの一曲をリストアップ!
往年のラブソングの名カバー。
80年代にイギリスで活躍したケルト/フォークロックのインディーバンド、リックザティンズの「Can’t Help Falling in Love」。言わずと知れたエルヴィス・プレスリーの名曲の傑作カバーです。ケルト音楽を彷彿とさせる温もりあるサウンドと、少し舌足らずな女性ヴォーカル。その手作りっぽい感覚が、何とも素朴で愛らしくて、この曲にはきっと僕が理想とする愛の形に近いものが流れてるじゃないかな、と思います。以前紹介したおすすめ恋愛映画『恋しくて』のエンディングソングにも使われていて、とにかく、聞くだけで幸せな気分になる!ウェディングにもぴったりな一曲じゃないかと思います。(VOGUE GIRL副編集長 荒井 現)
ファーストダンスはビートルズの甘い名曲。
昨今さまざまなウエディングの形がありますが、ゲストもみんな気楽に楽しんでお祝いできる形式が素敵だなと思います。理想はダンスたっぷりのパーティ。皮切りのファーストダンスで踊るなら、ザ・ビートルズの「Here, There, and Everywhere」(1966)。「愛とはともにいること」とふたりだけの世界が歌われた、ウエディングにふさわしい甘くロマンティックな一曲です。誰もが一度は耳したことがある名曲なので、世代問わずみんなで楽しめるのもポイント。ファーストダンスの後は、アップビートなビートルズの曲にはじまり、みんなでダンスを楽しみたい!(VOGUE GIRL エディター 蔵澄 千賀子)
星空の下で奏でたい、ロマンティックなメロディ。
誰もが映画やCMなどで一度は耳にしたことがある1930年代に生まれたジャズの名曲「Dream a Little Dream of Me」。ほろ酔いになった参列者たちが新郎新婦のファーストダンスに合わせてゆるーくダンスするシーンって、海外映画などでよくみかけますが、あの自然体なムードに憧れちゃいます。しっとり重厚感のある原曲ももちろん素敵なのですが、アウトドアでのカジュアルなウェディングをイメージしている私としては、1960年代に活躍したフォーク・バンド「ママス&パパス」の穏やかなムードのアレンジが心地よく感じます。星空満開の夜空の下で、生バンドの演奏つきで流れたら……豪華な装飾以上の贅沢なひと時かもしれません。(VOGUE GIRL エディター 諸岡 由紀子)