【データ】J1で26年ぶり3度目 川崎F山田新と東京V谷口栄斗がそれぞれハットトリック
<明治安田J1:東京V4-5川崎F>◇第37節◇30日◇味スタ 川崎フロンターレが5-4で東京ヴェルディに競り勝った。FW山田新(24)が3得点。前半に2得点すると、4-4の後半追加タイムにはFWエリソンが競った球に反応し、左足で豪快にネットを揺らした。2度の2点リードを許した東京Vは谷口栄斗(25)の3得点などで粘ったが及ばなかった。 東京Vの谷口はJ1で自身初のハットトリック。J1通算269度目。東京Vでは05年のFWワシントン以来19年ぶり10度目。 川崎Fの山田もJ1でのハットトリックは初めてで、通算270度目。川崎Fでは今年5月のFWゴミス以来16度目。 ◆1試合で両チームからハットトリック 1試合で2人が達成はJ1史上6度目だが、両チームから達成者が出たのは26年ぶり3度目。過去に96年5月15日の磐田-平塚戦(3-4)で磐田のスキラッチと平塚のベッチーニョ、98年8月8日のC大阪-柏戦(5-7)でC大阪の森島寛晃と柏の加藤望が記録している。