「母の日」福祉施設に花をお届け 愛知の業界団体、生産者を支援
新型コロナウイルス拡大の影響で需要が落ち込む花卉業界を応援しようと、全国有数の生産地、愛知県の業界団体などが10日の「母の日」に合わせ、県産の花で制作したフラワーアレンジメントを高齢者福祉施設に無償で届けた。 名古屋市熱田区の施設では10日、県産のカーネーションや、季節のバラを使った色鮮やかな50個が届けられた。施設の担当者は「(入居者が)きれいな花で少しでも気持ちが晴れれば」と笑顔を見せた。 県や業界団体でつくる「花の王国あいち県民運動実行委員会」が主催し、9~10日に要望のあった県内の11施設に花を提供。代金は実行委が負担し、生産者の支援につなげる。