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宮森小ジェット機墜落「61年前と変わっていない」 若手代表仲松さん、沖国大墜落の体験も踏まえ

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琉球新報

 【うるま】「事故から61年たった今もなお、米軍関係の事件事故に苦しめられる状況を放置するわけにはいかない」。石川・宮森630会理事の仲松祥吾さん(35)が力強く語った。米軍ジェット機が墜落し、児童ら18人が犠牲となった事故から61年を迎えた30日、宮森小では慰霊祭が開かれた。630会の久高政治会長らがあいさつした後、仲松さんは若者代表としてマイクの前に立ち、平和へのメッセージを発信した。  事故を語り継ぐ630会の役員らが高齢化する中で、20代と30代の2人が昨年理事に加わった。その一人が仲松さんだ。沖縄国際大の1年生だった2004年、大学に米軍ヘリが墜落する事故が起きた。沖縄戦が今も続いていると痛感する出来事だった。  沖縄に基地が集中した結果、沖国大米軍ヘリ墜落も宮森小米軍ジェット機墜落事故も起きたと感じている。「暮らしと危険が隣り合わせという点で、61年前と何も変わっていない」  名前の「祥」の字は、出身地の石川が沖縄の戦後復興の発祥地とされることにあやかって付けられた。歴史を学び、次世代へ伝えることが使命と考えるようになった。630会の理事となった理由の一つだ。  「犠牲となった方々に本当の平和が報告できるまで決して風化させず、しっかりと責任を持って伝えていきたい」。犠牲者の氏名が刻まれた宮森小の中庭にある慰霊碑「仲よし地蔵」前で仲松さんは誓った。

琉球新報社

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