自衛隊の寮から抜け出し20日以上欠勤 「個人的な悩みで…」25歳自衛官を懲戒免職処分 大分
大分県にある別府駐屯地で今年5月から所在不明となっていた25歳の男性自衛官が懲戒免職処分となりました。 13日付けで懲戒免職処分を受けたのは、陸上自衛隊別府駐屯地の第41普通科連隊に所属する男性陸士長(25)です。 別府駐屯地によりますと、駐屯地の寮を利用していた陸士長は、今年5月15日午前8時過ぎの朝礼時間に姿を見せず、所在不明になりました。その後、正当な理由がないのに20日以上欠勤し、職務上の義務に違反したということです。 また当時、部隊を管理する当直勤務にあたっていた連隊の男性陸曹長(55)と男性3等陸曹(38)の2人について、寮内の人員確認を怠ったとして戒告の懲戒処分としました。 男性陸士長は現在、電話で連絡が取れていて、所在不明となった理由については「個人的な悩みによる退職願望があった」と話しているということです。 第41普通科連隊の小林直基連隊長は「本事案を深く受け止め、教育指導を徹底し、さらなる指導につとめていきます」とコメントしています。
大分放送