【RISE】京谷祐希が無念の負傷1R TKO負け、勝利の長谷川海翔は涙「相手は悪くない」(京谷)
RISEクリエーション『RISE 183』 2024年11月23日(土)東京・後楽園ホール 【フォト】長谷川が組んで投げる瞬間、京谷は足がつり立てず!続行不可能に ▼セミファイナル(第9試合)バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R ●京谷祐希(TEAM TEPPEN/同級5位) TKO 1R ※京谷の負傷による 〇長谷川海翔(誠剛館/スーパーフライ級4位) 京谷は過去に武尊を下したことから、“伝説の壊し屋”と呼ばれる。左ストレートなどの強烈なパンチが武器だ。現在は翔磨、良星と2連勝中で、戦績は19勝(10KO)10敗2分。 対する長谷川は21年のデビューから9勝9KOで突き進むも、昨年11月政所仁に判定負け。KO再起するも、今年4月花岡竜に判定で敗れている。戦績は12勝(11KO)2敗1NCというKOマシーンだ。 試合は互いにサウスポー。長谷川はステップから左右のカーフ。京谷のパンチに、長谷川が抱えてぶん回し、投げてしまう。 すると、京谷が右足を指して激痛の様子。ドクターがマッサージするも、顔を歪め続ける。立ち上がろうとするも、自力では無理そうだ。 京谷はセコンドに「(右足を前にしない)オーソドックスでやらせてくれ」と頼むも、ストップで終了。 レフェリーは「足がつってしまった状態で、続行が不可能として判断しました。直前に投げがあったのですが、あれは崩しです。青コーナー(長谷川)のTKO勝ちとさせていただきます」と勝ち名乗り。長谷川の表情は暗い。 黒星となった京谷はしかし「海翔が投げたからじゃない。僕が蹴ったから。海翔は悪くない」と呼びかけ続けていた。京谷は自ら歩けず、抱えられリングを後にした。 一方の長谷川は涙をこらえるような表情で、グローブで目をぬぐっては去った。