G大阪のポヤトス監督、主将・宇佐美貴史の無念の欠場に…「言い訳はしたくない。彼はチームを助けた」
ガンバ大阪のダニエル・ポヤトス監督が天皇杯決勝後の会見で試合を振り返った。 天皇杯決勝のガンバ大阪vsヴィッセル神戸が23日に開催。64分の宮代大聖の決勝弾により、神戸が5大会ぶり2度目の戴冠を果たした。 【動画】宮代大聖がG大阪の堅守破る決勝弾! クラブに9年ぶりの天皇杯を惜しくも届けられなかった試合後、ポヤトス監督は「まずはヴィッセル神戸の皆様におめでとうございますと祝福の言葉を贈りたいです」と相手を称賛。続けて、「ファンの皆様にタイトルを届けられなかった悔しさでいっぱいです。前半はガンバの方が素晴らしく、神戸を上回ったと思います。決定機をしっかりと決めきりたかった」と悔しさを隠さなかった。 また、G大阪はこの試合の直前、主将のFW宇佐美貴史の右ハムストリング肉離れによる負傷欠場を発表。激震が走ったが宇佐美不在の影響について問われると、「言い訳はしたくないです」と口にし、無念の欠場の中でチームを支えた姿勢を称えた。 「大会の2日前に肉離れという形になりました。重要な選手ですが、彼はチームを助ける姿勢を見せてくれたと思います。他の選手もそれにより、しっかりと気持ちを高めていってくれたと思いますし、感覚的に影響はなかったと思っています。言い訳なく、ガンバファンの皆様のために全員がしっかりやってくれました」 また、今季のG大阪について、ポヤトス監督は「タイトルを勝ち取りたかったのですが、今回の敗戦を含めて、成長につなげていきたいと思います。この1年間、見えないところでも様々な仕事を全員でしてきました。まだまだ足りないところはありますが、選手・スタッフ全員で努力してきました。必ず、このガンバがいるべき場所に戻していきたい」