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ルパンに中身を盗まれた!?…遊び心満点の『ルパン三世 THE FIRST』Blu-ray豪華版を開封レビュー

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MOVIE WALKER PRESS

不朽の名作『ルパン三世 カリオストロの城』(79)から40年―。原作者モンキー・パンチの悲願でもあった、シリーズ初の3DCG作品『ルパン三世 THE FIRST』(19)。単独の長編劇場版としては23年ぶりとなる本作が、本日6月3日、Blu-ray&DVD発売となった。Movie Walkerでは、「ルパン三世」ならではのうれしいアイデアにあふれたBlu-ray豪華版(ブレッソン・ダイアリーエディション)を手に入れたので、早速開封してみたい! 【写真を見る】『ルパン三世 THE FIRST』Blu-ray豪華版(ブレッソン・ダイアリーエディション)を開封レビュー! ■ルパンに中身を盗まれた!?遊び心満点の豪華版 ルパンの祖父、アルセーヌ・ルパンが唯一盗むことに失敗した秘宝“ブレッソン・ダイアリー”。その謎を解き明かした者は莫大な財産を手にすると言われている。この劇中の重要アイテムを模した収納ケースには、本編&特典ディスクに、貴重な資料が掲載された大ボリュームのブックレットが収められているはず。 期待に胸をふくらませながら、ページをめくるようにケースを開くと…!? な、なにも入っていない…? 中にあるのは“ごくろうさん”と書かれた落書きのメモだけ。どうやら、中身はルパンに盗まれてしまったようだ。残念ながら、今回の開封レビューはここで終了か…。 「ルパンめ、まんまと盗みよって!」 というのは冗談(笑)。 このように“ルパンに盗まれたごっこ”ができるのもこの豪華版の特徴だ。中にはきちんと、ブックレットとディスクが入っているのでご安心を。 100ページという厚みあるブレッソン・ダイアリー調のブックレット。その内容は、キャラクター設定に設定資料、絵コンテという内訳になっている。歴史あるキャラクターたちを3DCGにするにあたっては相当の試行錯誤があったようで、ルパンなどは、複数のデザイナーから30パターンものデザインが提出され、それをベースにディスカッションをし、何度もブラッシュアップをすることで完成したという。このほか、山崎貴監督らによる絵コンテもあり、ルパンとヒロインのレティシアが手を組むシーンや、飛行機から落下するシーンなど、印象的な場面がどのような意図で作られたのか、コメント付きで掲載されている。 ディスクケースは、表がメインビジュアル、裏はルパンが祖父のハットとステッキを身に着け、クールにたたずんでいる姿がデザインされている。中には、本編ディスクと特典ディスクのほか、ポストカードセットも封入。こちらは、ルパン、次元、五ェ門、不二子、銭形警部の5種となっている。 ■メイキングにインタビュー集!貴重な特典映像の内容をちょこっと紹介 特典ディスクには、メイキング映像やインタビュー集、イベント映像、PR映像集を収録。特筆すべきはメイキング映像で、複数の印象的なシーンをピックアップし、絵コンテからストーリーボード、CG制作といった作業工程がわかりやすく解説されている。 たとえば、冒頭でのルパンがブレッソン・ダイアリーを盗みだすシーン。まず、絵コンテをつなげ、動画のようになったストーリーボードを映し、ルパンがブレッソン・ダイアリーに手をかけるもレティシアに邪魔をされ、そこへ銭形警部たちが突入…という一幕が説明される。この時点で、セリフやキャラクターやカメラの動きなど、必要な情報はほとんど描き込まれている。その後、3D空間にキャラクターなどを配置し、カメラを決定。尺やカメラアングルの微調整を行い、キャラクターの服や髪の動き、煙などのエフェクトが加えられていく。最後に完成シーンが流れ、3DCGのアニメーションがどのようにできていくのかが理解でき、作品ファンだけでなく、アニメファンにもとっても興味をそそられる満足感あるものになっている。 インタビュー集では、ルパン役の栗田貫一&五ェ門役の浪川大輔のオリジナル声優コンビ、レティシア役の広瀬すず&ゲラルト役の藤原竜也のゲストキャラコンビによるトーク、そして山崎監督のコメントが収められている。本作を観た感想や制作秘話はもちろん、ルパン役を引き継いだ際の栗田の心境、“不二子のシャワーシーン”に衝撃を受けた(浪川&山崎談)など、それぞれの「ルパン三世」とのファーストインプレッションなども語られている。自身も作品の大ファンである山崎監督が、うれしそうにその熱い思いを語る姿には、共感する人も多いはずだ。 本編だけでなく、ファン心をくすぐる収納ケースのデザインや貴重な特典映像など、見どころ盛りだくさんのBlu-ray豪華版(ブレッソン・ダイアリーエディション)。きっと手に取った瞬間、ファンならずとも心を盗まれてしまうだろう。 文/トライワークス

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