全長65ミリの万年筆、約15分で完売ボールペン なぜミニサイズ文具が人気? 背景を取材【文具女子博2024】
■文具に重視するようになった「持ち運びやすさ」
続いて見つけたのは、ユニークなコンパクトサイズのアイテム。ノートの左側の部分の中紙がくりぬかれていて、そこにすっぽりとミニボールペンが収まっています。 『ミニボールペン付スクリブルノート』(アンテリック・ステーショナーズ)は、「ノートとボールペンはいつも(一緒に)持っていると思う。よく“なくなったりする”という声から生まれた」という商品。手に取った人に話を聞くと、「コンパクトなところと、色が派手めでかわいい」「ペンが(ノートの)中に入るのが面白い」と話していました。 来場者に、“ミニサイズの文具”の魅力について質問。文具女子博に毎年来ているという30代は、今回小さいサイズのライフログが書けるノートを購入したといい、「使いやすいし、持ち歩きやすい。大きすぎるとそんなに書かないけど、箇条書きで書いていける」と、魅力を語りました。 また、親子で来場していた人は、母親(50代)が「最近バッグが小さいので、持ち歩いたりするものは大きいのは無理。持ち歩くには小さい方がいい」と、文具に対して特に携帯性を重視していると教えてくれました。