ソシエダに2-0勝利のレアル・マドリーだが…アンチェロッティ「私たちは勝利に値しなかった。彼らの方が素晴らしかったよ」
14日のラ・リーガ第5節、レアル・マドリーは敵地レアレ・アレナでのレアル・ソシエダ戦に2-0で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、自分たちよりもレアル・ソシエダの方が勝利に値したとの見解を示している。 【動画】久保建英があわやのシーンを作る レアル・マドリーはソシエダの決定機を幾度も許したものの、シュートがポスト&バーに3回当たるなどして失点を回避。後半にPKからFWヴィニシウス・ジュニオール、FWキリアン・エンバペがゴールを決めて、勝ち点3を持ち帰ることに成功した。 アンチェロッティ監督は試合後、次のような感想を述べている。 「難しい試合だったし、おそらく私たちは勝利に値しなかった。レアル・ソシエダのプレーが非常に良かったからね」 「ただ、それでも私たちは苦しみに耐えた。団結力があった。これだけのクオリティーを有するチームが犠牲の精神を見せたんだ。それはいつも目にできることじゃないよ」 流れの中からゴールできないなど、FWキリアン・エンバペを加えたレアル・マドリーの攻撃は、まだ機能していないように見受けられる。それでもアンチェロッティ監督は、結果を手にしながら改善を施していけることに満足感を表している。 「私たちがまだ100%ではないのは当たり前だ。しかし選手たちは徐々に良くなっている。今日の試合からは、私たちが抱えるありとあらゆる問題を話題にすることができるだろう。が、結果を手にしながらシーズンをスタートさせられたことの方が大切だ」 「私は大きな満足感とともにこのスタジアムから去るよ。もちろん、しっかり反省をしなければならない。勝ち点3を獲得しながら反省できるというのは素晴らしい機会じゃないか」