鹿児島県さつま町・上野俊市町長とサイクリングで町巡り!自然・温泉・食と魅力あふれる町が取り組むDXとは?首長と〇〇やってみたまとめ
さつま町長おすすめの「神の湯セット」
次に上野町長が案内してくださったのは紫尾(しび)神社です。紫尾温泉は神の湯と呼ばれ、紫尾神社の賽銭箱の下に源泉があります。 MC滝本沙奈アナウンサー「神社と温泉がとても密接につながっているんですね」 紫尾温泉では足湯も用意されており、気軽に立ち寄ることができます。上野町長と滝本アナもサイクリングの疲れを足湯で癒します。 滝本アナ「源泉そのままっていう感じがします。とってもまろやかな水質ですね」 上野町長「弱アルカリ性ですね」
足湯を楽しんだ後は隣の食堂で食事を楽しむことができます。ここで上野町長が取り出したのはさつま町特産の手作り香辛料「ひらめき」です。 タカノツメ、小みかん、ゴマを原材料としており、うどんに振りかけて食べると口の中にみかんの香りが一気に広がります。 後からほど良い辛味とゴマの香ばしさが感じられる上野町長おすすめの逸品です。 上野町長「神社でお参りして温泉に入って、ここでうどんにひらめきを入れて食べる。これが『神の湯セット』です」 さつま町は合併により誕生して来年で20年になります。しかし、人口は減少の一途をたどり、高齢化率も約43%に。そのなかでさつま町は特産品を活用した地域の特定ブランドを立ち上げ、さつま町をPRすることで経済を活性化する取り組みを行っています。 ひらめきもその取り組みのひとつ。町長自身もカバンにひらめきを忍ばせて、出張の際には居酒屋に置いてもらうよう交渉することもあるそうです。 それをきっかけにさつま町を訪れ、鶴田ダムや紫尾神社といった観光名所を楽しんでほしいと上野町長。「三方よしで攻めていければ」と語りました。
廃校となった学校を改築して人が集う「楽校」へ
最後に訪れたのは、廃校になった白男川小学校を改築して作られた「きららの楽校」です。様々な体験やイベントが楽しめる施設で、さつま町の内外から人が集まる交流の場となっています。
校長室があったスペースにはブックマウンテンがあり、秘密基地のような空間でゆったりと読書を楽しむことができます。 滝本アナ「大人でもワクワクする感じがありますね」 「きららの楽校」内のカフェでは上野町長おすすめの名菓「いちごまんじゅう」と柳田製茶の水出し茶をいただきました。 いちごまんじゅうはいちごは入っていませんが、いちごが白い花をつけて赤い実をつけるまでの様子を表現しています。 上野町長「(いちごが)入っていると思えば入ってるんです」 もちもちとした歯切れのいい皮の中には優しい甘みのあんこが詰められており、柳田製茶のさわやかな旨味・かすかな渋みと相性抜群です。