素の自分で勝負して、人生に深みを... 玉城ティナが語る「幸せ」の見つけ方
モデルや女優のみならず、ラジオパーソナリティや文筆業にも挑戦。多彩な顔で魅了する玉城ティナさんが登場。肩書きに捉われることなく、やりたいことを次々と形にしていく彼女が、ハッピーなマインドを保つために日々行なっていることとは? 自身を掘り下げることで見つけた、世界にひとつだけの幸福論。悩めるガール世代に響く金言の数々、必見です!
「幸せ」は、自分を知ることから始まる
---自分らしくいられることが「HAPPY(幸せ)」に繋がると思うのですが、2020年を通して、どんなことに幸せを感じるようになりましたか? 今年は仕事への向き合い方を含め、私の中でガラッと気持ちが変わりましたね。コロナ自粛中の2カ月くらいは、生放送以外はリモートで仕事をしていて。毎日撮影がない状況だったので、逆に自分と向き合う時間が増えたというか。それはすごく自分にとってよいことだったなって。普通に撮影ができる日々が改めて幸せだなと思ったし、私の周りでも「本当に大切なもの」が見えている人が増えたと感じました。 ---自粛期間中は、どんなことを考えて過ごしていたのでしょうか? 好きな旅行に行けないぶん、気持ちの切り替えが難しかったけど、そのかわり身近な楽しみというか、東京での過ごし方を改めて考えていました。自粛期間が開けてからはホームパーティを開催したり。今年はドラマの仕事が多かったのですが、おうちでテレビを観る人も増えたので、それは逆によかったのかなって思います。 ---ポジティブなマインドを保つために、玉城さんが日々心がけていることってありますか? 昔は仕事とプライベートが繋がっていたけれど、いまは分けたいなというのが本音で。仕事以外の場面では「我慢しない!」と心に決めています。プライベートではやりたいことをやる(笑)。私、意外と入っている役に影響されやすいみたいで。それに気づいてからは、おうちでキャンドルを焚いたり、好きなピアノやジャズの曲をかけたり、ときどきお酒を飲んだりして、自分に戻れる時間をなるべく丁寧に過ごすように心がけています。 ---オンとオフをしっかり切り替えたり、ときには自分を甘やかしてあげることって、精神衛生上すごく重要なことですよね。 現場に行くとどうしても仕事のスイッチが入るから、それは意識的に切っていったほうがいいなと。だからプライベートで友達にも「これがやだ」とか「それがいい」とか結構言っちゃいますね。周りもそういう子が多いし。結局、我慢してまで一緒にいたくないというか。だから友達が少ないのかもしれないですけど、それでいいかなって(笑)