８回、ベンチで背伸びをする新庄ビッグボス（撮影・高部洋祐）

　「ソフトバンク３－０日本ハム」（１５日、ペイペイドーム） 　日本ハムは今季１３度目の完封負けで、今季ワーストを更新する７連敗、借金１８となった。交流戦明けから全敗している。 【写真】代打に清宮を送るビッグボス 　打線がソフトバンク先発の左腕・大関の前にわずか４安打と沈黙。試合後、新庄ビッグボスは「打てない時は外科？内科？精神科にいけばいいかな。どこか調べといてください」と苦笑いしつつ、右打者を並べた打線を「いや～良くなかったね。今度は左で並べます」と振り返り「いや球良かったですもんね、インコースのクロス気味にくる、あそこが頭に残るからスライダーでも手を出してしまう。いいピッチャーですね。いいピッチャーばっかりやね。こっちから見てたら」と、相手投手を称えた。 　取材中、沈黙が続くと「言う事も減るよね。あまり同じことは言いたくないタイプやから」と、ポツリと、つぶやいた。 　失点の場面は不運もあったが「野球はそういう痛いの繰り返しやから。どのチームもそうやと思うよ。あそこのミスが痛かったとか。タラレバ。強いチームはそのタラレバが少ないというね」とうなずいた。 　これで今季最悪７連敗。大リーグの大谷翔平が所属するエンゼルスが球団ワーストの１４連敗を喫した際にマドン監督が解任されたことにふれ、「エンゼルスのマドン監督が１４連敗で首になったでしょ？明日は我が身のつもりで」と話した後、「今、７（連敗）なんで、あと倍。あと６で止めたい」と、明るく前を向いて球場を後にした。