佐藤和俊七段 佐々木勇気七段 対局開始 勝者はBブロック4強に/将棋・叡王戦
将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が3月4日に行われ、佐藤和俊七段(42)と佐々木勇気七段(26)が午後2時から対局を開始した。勝者は予選Bブロックの準決勝へと進出する。 【動画】藤井聡太王位・棋聖は杉本昌隆八段と師弟対決も 佐藤七段は2003年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組2期)、順位戦C級1組。振り飛車党ながら、状況によって居飛車も使いこなすハイブリッド型。学生時代は陸上部に所属し、100メートル11秒台の俊足だった。 佐々木七段は2010年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:1期)、順位戦B級2組。2013年度に加古川青流戦で優勝経験がある。今期、順位戦では藤井聡太王位・棋聖(18)ととにも、B級1組への昇級を決めた。2020年度の勝率も7割を超え、今後さらに活躍が期待される若手の一人だ。 叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。44人が参加する七段戦は2組に分けて行われ、各優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。 持ち時間は各1時間で、振り駒の結果、先手は佐々木七段。 (ABEMA/将棋チャンネルより)