一族にGI馬多数ショウヘイの“伝説の幕が開ける”か 名手の手綱で初陣V狙う
デビュー戦から快音を残せるか。15年のオークスと秋華賞を制したミッキークイーンの甥となるショウヘイ(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が、土曜京都5Rの2歳新馬(芝1800m)で初戦を迎える。 【写真】ミッキークイーンこれまでの軌跡 ショウヘイは父サートゥルナーリア、母オーロトラジェ、母の父オルフェーヴルの血統。母は未勝利だが、伯母のミッキークイーンは15年のオークスと秋華賞の勝ち馬。いとこには活躍馬が並び、ブレイディヴェーグは昨年のエリザベス女王杯、エピファニーは今年の小倉大賞典、ミッキーゴージャスは同じく愛知杯を制している。22年のセレクトセール当歳で4000万円(税抜)で取引された。 ここまで坂路とCWを併用して仕上げられてきた。1週前のCWではレースでも騎乗するC.デムーロ騎手がまたがり、6F81秒4、1F11秒2の好時計をマーク。奇しくも同名のメジャーリーガーのように"伝説の幕開け"となるか。態勢は万全と思えるだけに、いきなりから好勝負を期待したい。