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英BAが747型全機の退役を発表、コロナ禍で予定を前倒し

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Forbes JAPAN

ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)は2020年7月17日、同社を象徴する航空機ボーイング747型機すべてを退役させると発表した。同社の747型機は新型コロナウイルスのパンデミックにより運航が停止されていたが、そのまま退役することになる。 貨物航空会社を含めなければ、ブリティッシュ・エアウェイズはどの航空会社よりも多い31機のジャンボジェット(747型機)を運航していた。もともと、2024年までに段階的に退役させていく予定だったが、新型コロナウイルスのパンデミックで乗客が前例のないレベルまでに激減したため、退役が前倒しされたかたちだ。 同社のこうした決定は、さほど驚くものではない。現在のような状況に陥る以前でも、デルタ航空(Delta Air Lines)やエールフランス航空(Air France)などがすでに、747型機の運航を終了させていたからだ。4発のエンジンを擁する巨大旅客機747型機はもはや旧式で、双発機(エンジン2発)の「エアバスA350」や「ボーイング787ドリームライナー」といった新世代旅客機と比べると、運航にお金がかかりすぎたのだ。 世界の空を飛んでいる747型機は、2020年6月現在で400機あまりだ。ブリティッシュ・エアウェイズが全機を退役させたため、旅客機としての747型機の運航数が最多となるのはルフトハンザ航空(Lufthansa)で、その数は28機だ。 747型機はその巨大さから、貨物輸送に最適だ。実際、すべての航空会社のなかで最も多くの747型機を運航しているのは、貨物輸送を専門とする米国のアトラス航空(Atlas Air)だ。ウェブサイト「planespotters.net」によれば、アトラス航空が運航・所有している747型機は合計38機。同じく貨物輸送を専門とする、ルクセンブルクのカーゴルックス航空(Cargolux Airlines)と、米国のUPS航空(UPS Airlines)が2位と3位に入り、それぞれの所有数は30機と29機となっている。 とはいえ、アジアでは747型機がいまだ旅客機として健在だ。香港のキャセイパシフィック航空(Cathay Pacific Airways)と大韓航空(Korean Air)がそれぞれ20機を運航させている。台湾の中華航空(China Airlines)も747型機を運航する大手旅客航空会社のひとつであり、planespotters.netによれば16機を所有している。 商業運航されているボーイング747型機の数(2020年6月現在)* 航空会社:保有機数 アトラス航空:38 カーゴルックス航空:30 UPS航空:29 ルフトハンザ航空:28 カリッタ航空(Kalitta Air):24 キャセイパシフィック航空:20 大韓航空:20 エアブリッジ・カーゴ(AirBridgeCargo Airlines):17 *格納中の機体を含む

Niall McCarthy

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