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【映像】コロナ禍で手作りの移動教室 グアテマラの熱血教師奮闘記

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AP通信

サンタ・クルス・デル・キチェ、グアテマラ、7月28日(AP)― 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中米グアテマラでは3月中旬から学級閉鎖が続いている。  そんな中で、27歳の男性教師が貯金をはたいて中古の3輪車を購入。授業を受けられない生徒のために「移動教室」を製作して、受け持ち生徒の家庭を訪問して授業を続けている。  ヘラルド・イスコイ先生手作りの移動教室は、ウイルスの飛沫(ひまつ)感染を防ぐための透明なプラスチック板と黒板代わりのホワイトボード、それに授業で必要になるオーデオ機器の電源用としてソーラーパネルが取り付けられている。  この地域の非識字率は約42%というから、5人に2人は読み書きができない。また、県内一般家庭のインターネット普及率はたったの13%では、オンライン授業など夢の中の話。  そんな事情で、イスコイ先生は週に2回、サンタ・クルス・デル・キチェのでこぼこ道を3輪車をこいで6年生の家庭を回る。授業を始めるに当たっては、モップを使ってソーシャルディスタンスを保つことも忘れない。  長引く学級閉鎖と外出規制で退屈な日々が続く中、生徒たちも移動教室の到着を知らせる3輪車のベルの音を心待ちにしており、短い時間に少しでも多くのことを学ぼうとする意欲がうかがえるという。  そんな生徒について、イスコイ先生は「彼らは私のエンジンで、自転車をこぐ燃料。どうすればうまく教えられるか、子どもたちから教わることは多いですよ」と、教える楽しさと教わる喜びを話してくれた。 (日本語翻訳 アフロ)