ホテルに「飲食物」持ち込みOK? ごみ箱に“ごみ”が入り切らない場合、どうする? アパ&スーパーホテルに聞く
ホテルに宿泊するときに気になるのが、飲食物の持ち込みの可否です。宿泊場所によっては、ホテルの中やホテル周辺に飲食店がないケースがあるほか、夜にホテルに到着したときに飲食店が営業を終了しているケースがあります。そのような場合、ホテルの近くのコンビニエンスストアで弁当や飲み物などを購入し、客室で食べたいと思う人は多いと思います。 【ひと目で分かる!】これが、ごみが「ホテルのごみ箱」に入らないときの“対処法”です 客室内に飲食物を持ち込んでも問題はないのでしょうか。また、宿泊時に出たごみが客室内のごみ箱に入り切らない場合、どのように対処すればよいのでしょうか。アパグループ東京本社(東京都港区)とスーパーホテル(大阪市西区)の担当者にそれぞれ聞きました。
ごみ袋を追加で提供
アパグループ東京本社・品質管理室の担当者に、飲食物の持ち込みの可否を聞くと、「当社が運営するホテルの場合、客室内への飲食物の持ち込みは可能です。ミニバーなどはなく、客室の冷蔵庫は空にしており、ご自由にお使いいただけます」と回答しました。 また、宿泊時に出たごみが客室内のごみ箱に入り切らない場合は、フロントに連絡すればごみ袋を追加で提供するということです。 注意点として、「お客さまのチェックアウト後、客室内に放置された物がごみなのか、遺失物なのか判断がつかない場合、遺失物として一定期間保管する必要があります」と説明。 その上で、「入り切らなかったごみをごみ箱の周囲に置く場合、客室に設置しているメモ紙に『ごみ』と書いた上で、そのメモをごみの近くに置いていただくなど、一目でごみだと分かるようにしていただくと助かります」と、協力を呼び掛けています。
ラウンジに飲食可能なスペースを設置
スーパーホテルの担当者は、「当社の場合、ホテル内や客室内への飲食物の持ち込みは可能です」と説明。 また、「一部店舗を除き、ホテルのラウンジ内に飲食ができるスペースを設けた『ウェルカムバー』を設置しており、そちらではソフトドリンクやお酒を無料で提供しています。最近では、ウェルカムバーで近隣の店舗で買った食べ物と一緒にお酒を楽しまれるお客さまは多いです。ご当地グルメのテイクアウトなどもお勧めです」と教えてくれました。 ごみが客室内のごみ箱に入り切らない場合、ごみ袋を購入した方がよいかを聞くと、「お客さまの方でごみ袋を購入していただく必要はございません。ごみ箱に入り切らなかったごみについては、処分するものだと分かるようにごみ箱の近くに置いてください」と、処分方法をアドバイス。 また「ペットボトルは中身が入ったままだと、お客さまのチェックアウト後に忘れ物として処理されやすいため、中身を捨てていただけると、ごみであることが分かりやすいです」と、協力を求めています。
オトナンサー編集部