竜王防衛で今年を締めた藤井聡太七冠 会見で司会者が一言「カメラ目線は必要ございません」
メ~テレ(名古屋テレビ)
タイトル防衛で1年を締めくくった将棋の藤井聡太七冠が来年の抱負を語りました。 鹿児島県で行われた将棋の竜王戦七番勝負は藤井聡太七冠が挑戦者の佐々木勇気八段に勝ち、タイトル防衛とともに竜王戦4連覇で2024年のタイトル戦を締めくくりました。 一夜明けた13日、藤井七冠は主催新聞社の要望で、選挙に当選した政治家のように新聞記事を読むパフォーマンス。 カメラに笑顔を向ける藤井七冠でしたが…。 司会者 「特にカメラに目線は必要ありませんので、ご自身の防衛の記事をじっくり眺めていただければ幸いです」 とまどいながら始まった記者会見。竜王戦4連覇の心境を語りました。 藤井七冠 「振り返ってみても苦しい将棋が多かったシリーズだったので、それだけに防衛という結果を出せたことをうれしく感じています」 将棋界の8大タイトルすべてを手にして、今年のスタートを切った藤井七冠ですが6月には初めてタイトルを奪われる経験をしました。 「創意」と揮毫した色紙を披露した藤井七冠。来年の抱負は? 藤井七冠 「後手番で苦戦することが多くて、その点に関してもう少し工夫が必要かと感じました。変化するというだけでなくて、どのような局面になってもより上手く対応していける力が必要かなと感じたので、そういったところを意識して次の1年しっかりと取り組んでいければ」