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イセエビ漁が解禁 奄美群島 威勢良く仲買競り落とす

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南海日日新聞

 鹿児島県奄美群島で21日、イセエビ漁が解禁された。奄美市名瀬の名瀬漁業協同組合(満林春男組合長)では、早朝から水揚げされた赤エビ(カノコイセエビ)や青エビ(シマイセエビ)が勢いよく飛び跳ね、競りでは仲買人が競り落としていく風景が見られた。今年は台風の影響もなく、好天が続いたため、漁の条件としては好条件がそろったという。  イセエビ漁は資源保護を目的に、産卵期にあたる5月1日~8月20日は禁漁とされている。  名瀬漁協の解禁初日のイセエビの水揚げは103・5キロ(赤エビ35・7キロ、青エビ67・8キロ)。関係者によると、この日は瀬戸内町方面からの水揚げがなかったことから、昨年の177・5キロよりは少なめ。ただ、台風の影響で解禁初日に5キロほどしかなかった2年前に比べると、例年並みの漁獲量となった。赤エビの最高値は4391円、青エビの最高値は3516円だった。  漁業関係者によれば、今年は好天が続く一方で海水温度が上昇し、イセエビが弱りやすくなっているという。また、漁解禁初日にもかかわらず触覚が折れて傷つき、すでに捕獲されかけた跡とみられるイセエビも多かったと言い、「密漁が横行しているのでは」と資源保護に向け警鐘を鳴らす。  満林組合長は「例年通りの漁獲があり、まずまずのスタート。海水の温暖化も気になるところ。あとは禁漁期間を守ってもらうよう水産関係者で啓発活動をしていく」と話した。

奄美の南海日日新聞

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