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今季のF1はオーストリアで始まりハンガリーへと続く?「4連戦も厭わない」との声も

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motorsport.com 日本版

 新型コロナウイルス対策の一環として、イギリス政府は同国に入国する者に対して14日間の検疫を義務付けることを決定した。これはF1のようなプロスポーツの関係者も例外ではないため、過密日程の中でF1関係者がスケジュール通りにイギリスでのグランプリを開催するのは難しくなった。 【フォトギャラリー】バーコード処理から奇抜なアイデアまで。様々な方法でタバコロゴを“誤魔化した”チームたち  これらの検疫義務は、トラック運転手などごく一部の人間は免除されることになっている。F1はシーズン再開の要件として、関係者全員が新型コロナウイルスで陰性であることを確認すると共に、厳しい検査計画を定めているため、イギリス政府に対して入国時の検疫免除を求めていた。  イギリスのデジタル・文化・メディア・スポーツ省のオリバー・ダウデンは当初この案を支持していたが、スポーツ業界の検疫を免除してしまうと他の業界からの苦情に繋がると判断。最終的にF1の検疫免除は叶わず、少なくとも直近数ヵ月でのイギリスGP開催は厳しい状況となってしまった。なお、これらの検疫制限は3週間ごとに見直されるようだ。  当初の計画では、7月5日、12日にオーストリアでレースを開催し、7月26日、8月5日にシルバーストンでレースを行なう予定だった。現在はその計画が変更され、オーストリアの後にイギリス以外の国で1、2ラウンドを実施する可能性が検討されている。その後各スタッフは自らの国に帰国することになるわけだが、イギリス在住のスタッフは約1ヵ月自宅を不在にした後、帰国後に14日の自己隔離生活を経て、次のレースへと向かうスケジュールになる。  オーストリアに続く開催地として名前が挙がっているのが、ハンガリーだ。7月5日、12日にオーストリアでレースを行なった後、19日、そしておそらくもう1週ハンガリーでのレースが実施されるものと思われる。  なおオーストリアGPの舞台であるレッドブルリンクと、ハンガリーGPの舞台であるハンガロリンクとの距離はわずか420kmだ。  ハンガリーでのレースが終わった後は、イギリス人スタッフに必要な隔離期間を確保し、ドイツのホッケンハイムへと向かうことになると見られる。  F1の暫定カレンダーでは、スペインGPが8月23日、ベルギーGPが8月30日、イタリアGPが9月6日に設定されているが、これらが全てホッケンハイムのレースの後に行なわれるかどうかは、各国のイベント制限、渡航制限次第になってくるだろう。  チーム関係者のひとりはmotorsport.comに対し「全てがまだ未確定だ。ただひとつ確かなことは、皆レースを始めたいと思っており、必要なことは何でもするということだ。必要であれば、4連戦であったり、数ヵ月家を離れることも厭わない。その方法が安全である限りだ」

Adam Cooper

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