石川県小松市でタケノコ初出荷 あす競りに
テレビ金沢
春の味覚・タケノコの収穫が石川県内で始まった。 石川県内有数のタケノコの産地、小松市東山町の集出荷場では、2日、初出荷を迎え、農家たちが次々と収穫されたばかりのタケノコを持ち込んだ。 タケノコには豊作の「表年」と収穫量が少ない「裏年」があるが、ことしは「裏年」で、この集出荷場では今シーズンの出荷量を去年より2割ほど少なく見込んでいる。 3月は気温の高い日が多かったため、例年より1週間ほど早くこの初出荷を迎えたという。また、今シーズンは大雪による被害もなく、寒暖差が大きかったことでみずみずしいタケノコに仕上がったという。 タケノコの出荷は4月下旬から5月上旬にかけてピークを迎える。また、2日に出荷されたタケノコは、3日に競りにかけられ、県内のスーパーに並ぶという。