「今まさに医療崩壊が始まっている」長崎大学病院など4病院が訴え【長崎県】
テレビ長崎
長崎医療圏を支える病院も「今まさに医療崩壊が始まっている」として、不要不急の外出や会食を自粛するよう呼びかけています。 長崎大学病院や長崎みなとメディカルセンター、長崎原爆病院、済生会長崎病院は「医療全体が崩壊しかねない非常事態を迎えている」と発表しました。 4つの病院は合わせて約400床の一般病床を縮小し、急増する新型コロナ患者に対応しています。 これにより、長崎みなとメディカルセンターや長崎原爆病院、済生会長崎病院では救急入院の受け入れが厳しくなっているということです。 ほかの救急協力医療機関でも満床に近い状況で、脳卒中や心臓病などの救急医療が停止するような危機的状況になることも想定されるとしています。 4つの病院は「長崎医療圏では今まさに医療崩壊が始まっている」として、三密回避やマスク着用などの基本的な対策だけでなく、不要不急の外出と会食の自粛を呼びかけています。 そうした慎重な行動が救わなければならない命を救うことにつながるとしています。
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