イチローが3000本セレモニーで王貞治氏のサプライズメッセージに感激!
マイアミの地元紙「サン・センチネル」は、さっそくこのセレモニーの様子を伝えた。 「イチローは、主に代打としての役割。今シーズンはスロースタートで打率は.148、しかし、4月19日、シアトルのシリーズ最後の打席、彼の古巣のチームが彼の年間262安打と3000本安打を達成したことを称えた日に、彼はホームランを打って劇的な技巧を維持していることを証明した」 そして、イチローが今も変わらず試合前のルーティンを守っていることにも触れ、「彼は今シーズンは3試合しか先発していないが、イチローは毎日、マリナーズのラインナップにいたときと、日本にいたときと同じように準備をしている」と称えた。 記事では、マッティングリー監督がイチローをどのように見えているかも紹介された。 「マッティングリーは現役時代には献身的な選手として知られていた。その彼がイチローのように訓練された、熱心な選手を見たことはないという」 そしてマッティングリー監督は、「彼のような選手はいるが、彼のようなレベルではない。私は(ウエイド)ボッグスも見てきた。彼も毎日、規則正しく訓練していた。しかし、イチローのようではない。イチローは違うレベルにある。素晴らしい。誰も彼に遅れないでついていくようにはできないだろう。彼がどれだけ野球を愛しているかを証明することのひとつ。彼がどれだけ野球を愛しているかを語るもの。彼はストレッチングやスローイングを愛しているのではない。彼はゲームを愛しているのだ」とコメントを残した。 メジャー通算30人目となる3000本安打達成の偉業と、その裏にあるイチローの努力の姿は、ファンだけでなく、監督、選手にも、今なお尊敬の念を抱かせている。この日の試合はスタメンから外れたが、メジャーでレジェンドとなっているイチローの偉大さを改めて知らされるような記念すべきセレモニーだった。