イギリスのフィリップ王配が入院
昨年11月からウィンザー城でエリザベス女王と共に隔離生活を送っていたフィリップ王配。現地時間2月16日(火)の夜、ロンドンにあるエドワード7世病院に入院したことが明らかになった。英国王室は「王配の気分が優れなかったことから、王室付きの医師の助言に基づき予防措置として入院した。王配は数日間病院で休息し、経過観察を受ける」と説明している。
王室関係者は雑誌『ピープル』に入院は緊急措置ではなかったとコメント。病院に到着したときも担架などは使わず、歩いて移動することができたと証言している。「純粋に予防のためである。病気は新型コロナ感染症に関連したものではない」とも。王配もエリザベス女王も1月初めに感染症のワクチンを接種している。
王配は2017年8月に公務を引退し、公の場所に登場することが減っている。ここ数年健康問題がニュースになることが多く2018年には腰の手術を受け、2019年12月にも入院している。当時王室は「既往症のために入院した」とコメントしていた。今年6月に100歳の誕生日を迎える王配。元気に退院する日を待ちたい。