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悪口を言う人は不幸になる?その理由とは

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東北大学大学院医学系研究科教授の辻 一郎氏によると、「人の悪口を言う人は死亡リスクが高い」といいます(※)。これは「人の悪口をいうような人はバチが当たる」などという感覚論ではなく、医学的根拠に基づく主張です。 悪口を言う人はなぜ、死亡リスクが高いのでしょうか? 

悪口を言う気質は不健康

辻 一郎氏によると、「人の悪口をよく言う人には競争に勝とうという気持ちが強いタイプが多く、 …… かなり交感神経系が強い。 …… 血圧が上がりやすかったり、心拍数が速くなったりする。これが動脈の血管にストレスをかけ、その結果動脈硬化になるリスクが高くなる」(※)というのです。また、それだけでなく「血管の中で血液の凝固が起こりやすくなる。そのために冠動脈が詰まり、心筋梗塞や脳梗塞が起こりやすくなる」(※)といい、医学的見地から悪口は不健康の元と言えるのです。 人間は感情の動物です。他人と比較することで競争心や、相手への嫉妬心が自分自身に返ってきてしまうというのです。「悪口を言うと自分に返ってくるよ」という、誰もが聞いたであろう教訓は、医学的に見ても理にかなった話というわけです。

悪口を言う人は悪口を言う人で集まる

悪口を言う人は同じ気質の人同士で集まります。 「類は友を呼ぶ」というとおり、他人を批判する人同士が集まって、一緒になって有名人や親族・友人、会社の同僚などの悪口を言っているものです。人の価値観を否定するつもりは毛頭ありませんが、このような構図は医学的にではなく、社会的リスクも高いと感じます。 同じような価値観を持った人同士が集まることで、自分の物事の見方を「自分は正しいのだ」と強化されてしまいます。これを心理学の世界では「エコーチェンバー効果」といいます。自分の意見に同調する人が周囲にいて、相手の価値観にも同調します。問題はこのような行動を続けていくと、人の悪い点ばかりが目につくようになることです。 世の中には「完全なる白、完全なる黒」はほとんどありません。どんな人、テーマでも「賛成派と反対派」に別れます。自分と同じ意見の人とだけ同調するのは精神的には楽かもしれませんが、思考が凝り固まってしまい、尚且つ他人の悪口という、ネガティブなエネルギーに染まりますから、ますますいいことはなにもないと感じます。

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