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勝敗分けた球際の攻防、驚きの捕球地点をみせたソフトバンク周東の脚力

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西日本スポーツ

タカ番記者コラム「好球筆打」  ◆楽天0-5ソフトバンク(9日、楽天生命パーク)  地元福岡へ勝って帰るか、負けて帰るか。この差は意外と大きかった。9日の試合に勝てば2勝4敗となり、今カードでの負け越しは二つで済んだが、負ければ1勝5敗となり、今カードだけで四つもの黒星を積み重ね、仙台を後にしなければならなかった。 【写真特集】「福岡で一番かわいい女の子」も ノーバンに挑戦!美女たちの始球式  新たな1週間を迎えるという意味においても、9日の試合に勝った事実は大きい。負ければ首位楽天に2ゲーム差をつけられるどころか、今季はお得意さまとなっているオリックスから白星を稼ぐロッテにまで2位に並ばれるところだった。  敗れていれば4位の日本ハムにも0・5ゲーム差まで詰め寄られていた可能性を考えると、やはり大きな1勝といえよう。下手すれば、明日11日のオリックス戦の結果次第で7月14日以来のBクラス転落という可能性もあった。まだ、そこまで順位を気にする時期ではないが、精神衛生上、Bクラス生活はよくない。  さて、終盤の一発攻勢で5-0と久々に快勝したホークスだが、勝敗を分けたのは両軍の守備における「球際の攻防」ではなかったか。まずは5回。ホークスの二塁手・周東がみせた。  2番手板東が安打と盗塁で無死二塁のピンチを背負った場面。ここで7番渡辺佳が中前へ抜けそうな打球を放ったが、二塁ベースから離れた位置で守っていた周東が自慢の脚力を生かしてダイビングキャッチ。二塁走者の生還を阻止した。  驚くのは捕球地点だ。何と二塁ベース後方の外野芝生上だった。この一打で無死一、三塁とピンチは拡大したものの、周東のスーパープレーに板東も無失点投球で応え、試合の主導権を渡さなかった。これには工藤監督も「ああいう一つのプレーがチームを救う。周東君があそこで抑えてくれたから、あの回を0点で終えられた。ナイスプレー」と大絶賛していた。  一方、ホークスにとってプラスに働いたのが直後の楽天の守りだった。1死から9番甲斐が左中間へ安打を放った場面。打った甲斐は初めから二塁を狙うつもりで一塁を蹴っていたが、ここで打球処理に向かった左翼手の島内が捕球直前にスリップ。体勢を崩し、二塁送球が一瞬だけ遅れた。  結果、タッチプレーとなった一打はこの一瞬の「間」が生きて二塁打となり、二ゴロ、暴投の間に甲斐は先取点のホームを踏んだ。結局、この1点が勝敗を分ける決勝点に。試合の分岐点はどこに潜んでいるか分からないからこそ、見る者を引きつけるのだろう。 (石田泰隆)

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