資金難のアニメ風3D東方二次創作ACT『東方幀友並』ファンからの出資を報告―傍らではイーロン・マスクへの遠回しなアピールも
そして数日後には、イーロン・マスクがAIを活用したゲームスタジオの立ち上げを宣言するSNS投稿に対し、リプライする形で『東方幀友並』公式SNSアカウントは「一握りのゲーム開発者が、すでに市場の圧力はあっても、あなたが望む目標に向かって努力しようとしていると信じている!」といい、「そういった人たちを見つけ、□ほんのちょっと□投資してみるのもいいかもしれない。外部の力を使って(巨大企業による)独占を打破すれば、ゲーム業界は本当に良くなるだろう」と送りました(添付されているイラストは六合ダイスケ氏のものと思われるが、許可の有無は不明)。
きっかけは過去、イーロン・マスクが「自分は実は猫娘だ」と添付されものと同じ東方Projectキャラクター「今泉影狼」のイラストを投稿した件と考えられるほか(「今泉影狼」は実際には狼女、イラストはわんどろいど氏のものと思われる)、本メッセージ自体は単体で見ればイーロン・マスクに対する提案にも見えますが、執筆時点で『東方幀友並』公式SNSアカウントの投稿頻度は低く、あまり他者にリプライを送らない傾向や、数日前に□アークシステムワークスに助けを求めてみては□との意見に呼応する形で米アークシステムワークスへメッセージを送っていたこと、そして上述の□投資家を募集するメッセージ□を考慮すると、遠回しな投資対象としての自己アピールと捉えられます。
公式SNSアカウントの動きからも資金周りでの苦戦が伺える『東方幀友並』の開発事情ですが、記事執筆時点の11月29日、同アカウントは□多くの熱意あるメールを貰った□ほか、「依然と今月の支出である1万ドルを補填するという目標までは5%しかない…」としつつも「幸い、来月(12月)に謎の東方ファンから少額の出資を得られるので、11月と12月の支出を補えるようになった。それまではスタッフを落ち着かせてみる」と報告しました。実機デモについては、ユーザーの質問に答える形で「まだ終わっていない」と明かしています。
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