<俺の家の話>黄金タッグが令和に復活! 「俺の家の話」脚本・宮藤官九郎&磯山CPに聞く“役者・長瀬智也”の魅力
1月22日からスタートする「TOKIO」の長瀬智也さんの主演ドラマ「俺の家の話」(TBS系、金曜午後10時)。長瀬さん演じるプロレスラーの主人公・観山寿一と、戸田恵梨香さん演じる謎の女性介護ヘルパーを巻き込みながら、寿一の父(西田敏行さん)の介護と遺産相続を巡って、家族と一致団結し、一家をまとめていく新しい形のホームドラマで、脚本家の宮藤官九郎さんのオリジナル作品だ。「池袋ウエストゲートパーク」など、何度もタッグを組んできた長瀬さんの魅力について、宮藤さんは「思い切りがいいところ」と話す。宮藤さんと、今作を手がける磯山晶チーフプロデューサーに、長瀬さんの印象を聞いた。 【写真特集】すごい肉体! 長瀬智也が肉体改造 プロレスラー役で13キロ増!!
◇今までのタッチで「介護」を
長瀬さんと宮藤さんが同局の連ドラでタッグを組むのは、2000年4月期の「池袋ウエストゲートパーク」、2005年4月期の「タイガー&ドラゴン」、2010年7月期の「うぬぼれ刑事」に続き、11年ぶり4回目。令和初タッグとなる今回は、「濃すぎる家族が織りなす、まったく新しい形の王道のホームドラマ」を描いていく。上記3作品すべてを手がけてきた磯山さんが、チーフプロデューサーを務める。
第1話では、20年以上前に家を出て、今はベテランプロレスラーとなった寿一(長瀬さん)の元に、重要無形文化財「能楽」の保持者である父・寿三郎(西田さん)危篤の知らせが飛び込んでくる。急いで病院に駆け込んだ寿一は、久しぶりに会った弟の踊介(永山絢斗さん)と妹の舞(江口のりこさん)から、一昨年に寿三郎が脳梗塞で倒れたことを聞かされる。
別れのあいさつは2年前に済ませたと、遺産や相続の話を始める弟妹に激高する寿一。そして寿一は、二十八世観山流宗家を継承すべく、プロレスラーを引退することを決めるのだった。そんな中、寿三郎は退院。一門の幹部、家族を前に、デイケアサービスで寿三郎の担当ヘルパーだった志田さくら(戸田さん)と結婚すると言い出す。あっけにとられる寿一ら家族をよそに、自身の余命とすべての遺産をさくらに相続すると告げ……と展開する。