Jujuと角田裕毅の年間MVP有識者投票〝同数〟が物議 「自信があるなら名前を公開して」の声
日本自動車連盟(JAF)モータースポーツが選出する「ドライバー・オブ・ザ・イヤー2024」が11月29日に発表されて話題を呼んでいる。 日本人の年間最優秀選手にあたる「ドライバー・オブ・ザ・イヤー」は今年で4年目。最終候補に3人が選出されて、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)に史上最年少、日本人女性として初の参戦で脚光を浴びたJuju(本名・野田樹潤、18=TGMグランプリ)、F1で世界的な注目を集める角田裕毅(24=RB)、SFで屈指の実力を誇る坪井翔(29=トムス)がノミネートされていた。 その中からMVPにあたるドライバー・オブ・ザ・イヤーはX(旧ツイッター)、ウェブ、有識者による投票で選出され、合計4万838票を獲得した角田が受賞。F1で鮮烈なパフォーマンスを発揮していることが高く評価された。 そして、話題性抜群のJujuが3万938票で2位となり、坪井を上回る躍進を果たした。 ただ、発表された票数の内訳で有識者票が9386票で角田とJujuが同数だったことが注目の的に。実績では角田がはるかに上回ることから、ネット上ではファンの間から「YukiとJujuの有識者の票数が同じ?」「角田君とJujuさんとの有識者票が同じなのが驚きですね。これでは競技の戦績だけでなくと言うより競技の戦績に関係なくになってしまう」「結果に自信があるなら是非有識者名前を公開して欲しい」などと疑問視する声が続出している。 JAFは「一般投票(Xとウェブの合計)と有識者票の配分を7:3とし、各候補者への有識者票数を案分して加算しています」と説明しているが大きな議論を呼んでいる。 この賞はメディア露出など話題性も評価されているため、大きな注目を集めたJujuの躍進も不思議ではない。議論を呼んでいるのも、Jujuの業界全体への貢献の高さからとも言えそうだ。
東スポWEB