井上尚弥「もう貰わない」ドネア「どの角度からも打てるようになった」互いに進化を主張
6月7日(火)、さいたまスーパーアリーナにて行われるプロボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(29=大橋)とWBC世界同級王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)の再戦に向けWBSSがSNSで二人の激闘の一部の動画を昨夜24日に公開した。これは井上の左ジャブのヒット後にドネアの豪快な右ストレートがクリーンヒット、顔が持って行かれバランスを崩しているシーンだ。 【動画】ドネアの豪快な右ストレートが井上にヒット!バランスを崩すシーン 井上はこの動画をリツイートし「もう貰わんよ」と自信のコメント。この言葉にコメント欄には「貰わない信じている」「心強い!圧倒して欲しい」「貰っても最後までパンチ見てる」と井上の成長と勝利に期待する言葉から「負けた試合でも一発は何かしら当ててくるのがドネア」「ドネアは更にパワーアップしてるようですので気をつけてほしい」などドネアの強さを警戒する声も続いた。 ドネアは今月22日に来日し空港でコメントを発表「もし私が最初の対戦と同じだと思っているならそれは間違いだ。どの角度からでも、どのポジションからでもパンチを繰り出すことができるようになった。僕の技術もモチベーションもかなり上がっている」と意気込んでいる。 前戦(19年11月)はドネアの強打で井上が眼窩底骨折と鼻骨骨折となるも、11ラウンドにボディでダウンを奪い判定勝ち。ドネアはWBAスーパーのベルトから陥落した。しかし昨年5月に井上の弟・拓真にも勝利したウバーリに4ラウンドKO勝ちしWBCタイトルを奪取すると、12月にはWBC暫定王者ガバリョにも4ラウンドKO勝ちし、連続KO勝利で井上との再戦に挑む。また、井上もドネア後は3戦ともKO勝利。 両者ともこの勢いで再戦に挑む。