「ドラフト1位12人に入る」 日体大155キロ右腕・森博に中日米村チーフ太鼓判 秋季リーグ開幕戦無失点
◇19日 首都大学野球秋季リーグ 日体大4-0武蔵大(大田スタジアム) 首都大学野球は19日、東京・大田スタジアムで1部の秋季リーグ戦が開幕した。1回戦総当たりの短期決戦で、東海大、日体大、帝京大が白星発進した。日体大のドラフト上位候補右腕、森博人投手(4年・豊川)は7イニングを1安打無失点。中日、DeNAなど視察した8球団のスカウトに好アピールした。 日体大の最速155キロ右腕、森博はこの日最速は148キロながら、カットボールなど変化球を低めに制球し7イニングを1安打無失点。「真っすぐの走りがよくない中で、変化球で相手の目線をぶらしたりして長いイニングを投げたのは自信になった」。7回に3連続四死球で無死満塁となったが味方の好守にも助けらた。昨年まではリリーフが多かった右腕の好投をスカウト陣も評価。中日の米村チーフスカウトは名古屋市港区出身の地元ドラフト候補を、「スピードが出るのは分かっている。きょうは長いイニングを投げたのを評価したい。12人(のドラフト1位)に入ってくる」と話した。