Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

友好都市から苗木 「グリューナー・ヴェルトリーナー白 2019」発売 花巻・エーデルワイン【岩手】

配信

岩手日日新聞社

 花巻市大迫町のエーデルワイン(藤舘昌弘代表取締役社長)は、オーストリアを代表するブドウを使ったワイン「グリューナー・ヴェルトリーナー白 2019」を5日から販売する。同町とオーストリア・ベルンドルフ市の半世紀以上の友好関係に基づき製造され、関係者は両市の絆がより強まることを願っている。

オーストリアを代表するブドウ植樹、商品化

 白ワイン用品種「グリューナー・ヴェルトリーナー」は友好都市締結50周年を記念して2015年にベ市から苗木が贈呈され、町内の同社圃場(ほじょう)に植樹。同社によると、国産ブドウを国内で製造した「日本ワイン」としては同品種で初となり、昨年から商品化している。  19年産は30アールに植えた約400本の木から1836キロ(前年1053キロ)を仕込み、1782本(同1030本)を製造。8月下旬から10月上旬の収穫期にかけて降雨量が例年の半分程度だったことから傷みが少なく、じっくりと熟成させることができたという。  辛口でアルコール分12・0%。熟したグレープフルーツを思わせる香りがあり、穏やかな酸味も感じられる柔らかな口当たりに仕上がった。5日から花巻市を中心に県内のスーパーや酒販店で売り出され、同社の直売店ワインシャトー大迫(同町大迫)では2300円(税別)で販売される。  発売に先駆け、藤舘社長ら同社関係者、大迫町ベルンドルフ市友好会の穗積惠祥会長らが市役所を訪れ、上田東一市長に報告。藤舘社長は「農家が精魂込めて栽培し、前年よりもブドウの出来は良いと感じる。市民ら多くの方々にご愛飲いただきたい」、穗積会長は「子供たちも一緒に植樹したブドウの木は友好の証。今後も大切に育てていきたい」とそれぞれ語った。  上田市長は「ベルンドルフ市とは長く交流が続いており、それに花を添える素晴らしいワインができた。飲ませていただくのが楽しみ」と話していた。  ワインに関する問い合わせは同社=0198(48)3037=へ。

【関連記事】