ミュージアムマイル

「朝日杯ＦＳ・Ｇ１」（１５日、京都） 　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生（美浦）、吉田順一（栗東）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＡ～Ｃ評価しました。週末の予想にお役立てください。 【馬体診断】２歳マイル王はどの馬か？朝日杯ＦＳの有力馬をチェック 　【ミュージアムマイル　Ａ】 　距離延長で内容は良くなっており、勝負どころからうなって最後まで伸び切った黄菊賞は強いの一語。コース形態の近いホープフルＳでもやれる印象だが、今回は距離を２Ｆ短縮し朝日杯ＦＳに参戦する。前走時までのパドックではスラッとしたイメージだが、今回は全体的に筋肉量が増えて胴に厚みのある姿形。マイル仕様とも言えるが、１週前追いが弾けなかったことを考慮すればまだ調整段階かもしれない。週末と当週でしっかりと負荷をかければ、膨らました体は研ぎ澄まされてシャープになる見立て。１、２戦目の内容からマイルへの対応は問題ないだろう。（馬サブロー栗東・吉田順一） 　〈１週前追い切り診断〉栗東坂路で４Ｆ５２秒１－１２秒４（一杯）を記録。レオテミス（３歳２勝クラス）に１馬身半遅れでフィニッシュした。素軽い脚さばきでキビキビと登坂。ラストは遅れたが、集中して走れていた。好調をキープしている。