土砂崩れの被害受けた“日本一黒い温泉”「東北温泉」男湯が営業再開! 全面復旧・再生に向けて大きく動き出す
8月の大雨による土砂崩れで被害を受けた青森県東北町の温泉宿泊施設「東北温泉」。土砂で埋め尽くされた男湯が復旧し、“日本一黒い温泉”が再生に向けて大きく動き出しました。 【写真を見る】土砂崩れの被害受けた「東北温泉」 10月1日に約2か月ぶりに営業を再開したのは、温泉宿泊施設「東北温泉」の男湯です。 さっそく“日本一黒い温泉”と称される独特の湯を楽しみに、県外からも客が訪れました。 千葉県から訪れた人は 「千葉から来ました。源泉かけ流しを目当てに」 Q.きょうの1組目の客なようですが? 「楽しみですね」 東北温泉は、8月4日の大雨で建物の裏側の斜面で土砂崩れが発生、施設の1階全体が泥水に浸かり、営業休止を余儀なくされました。男湯は窓ガラスを突き破って木や土砂が流れ込み埋め尽くされていました。比較的被害が小さい女湯は9月18日に先行して営業を始めましたが、懸命な作業の結果、10月1日、男湯も再開にこぎつけました。 東北温泉 沢田 襛(みのる)代表取締役 「町内外からご声援・ご協力を得まして、きょうの男湯の再開になりました。感謝しています。(2か月前は)どうなるかなと思って心配していましたが、一日も早く再開、全面復旧して青森県はもとより、1日でも早く復活して青森県のために貢献したい」 東北温泉ではまだ、男湯の露天風呂の復旧工事が残っていて、今週中にも復旧にかかる費用を募るクラウドファンディングを始める予定です。
青森テレビ