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各地で相次ぐ震度4クラスの地震!次の要警戒地域は… 識者「数年以内に巨大地震が来てもおかしくない」

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夕刊フジ

 このところ、各地で最大震度4クラスの地震が相次いでいる。元来、地震大国ではある日本ではしょっちゅう地震が起きているのも確かだが、それでも大地震の予兆ではないのか気になるところだ。専門家は、今年に入り、国内の3カ所で注意すべき動きが起きていると分析する。  18日に宮城県沖でマグニチュード(M)5・2の地震を観測、17日にも紀伊水道を震源としてM4・5の地震が発生した、いずれも最大震度は4だった。  4日の千葉県北東部と6日の同県北西部を震源とする地震では、それぞれ緊急地震速報が立て続けに鳴り響いたことも記憶に新しい。  最近の地震の傾向について、立命館大学環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏は、「茨城県から千葉県にかけての地震はもともと多いが、深さ50キロ程度で、日本列島を南から押すフィリピン海プレートと、北米プレートの境界の地震が目立っている。紀伊水道の地震もフィリピン海プレートが関与した同じ原因で連動して起きている」と指摘する。  列島の南側にあるフィリピン海プレートは、M8~9級の南海トラフ地震を引き起こす可能性が指摘されている。ここ数年、同プレートに関連する地震は続いているが、今年に入り、特徴的な動きもみられるという。  長野県中部で4月22日~27日の短期間に震源の深さが10キロ以下で震度3以上の地震が6回も起きた。4~5月に京都府北部で、4月下旬に愛知県の三河湾で観測された地震も珍しいという。  「京都府北部でも地震が起きている。ここは1927年に3000人近くが犠牲となった北丹後地震が起きたところだが、100年近く大きな地震はない。東南海地震と南海地震との間の45年に地震が起きた三河湾も最近揺れている」と高橋氏。  過去の大地震は、集中した時期に発生する例が多い。1920年代には、23年に関東大震災、25年に北但馬地震、27年に北丹後震が発生した。  40年代には43年の鳥取地震や、44年の東南海地震、45年の三河地震、46年の南海地震と続いた。  直近では2016年の熊本地震以降、同年の鳥取県中部地震、18年の大阪府北部地震が起きている。  現状は「大地震が集中する時期に差し掛かっている」とみる高橋氏。「政府は伊豆半島よりも西側で起きる地震を『南海トラフ地震』と呼ぶが、伊豆半島の西側と東側が両方とも動くM8以上の巨大地震が、数年以内に来てもおかしくない」と語る。  大地震への備えは常に必要だ。

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