全国高校ラグビー、51代表が出そろう 12月27日に開幕
第104回全国高校ラグビー大会(毎日新聞社、日本ラグビー協会、全国高校体育連盟、大阪府、大阪府教委主催)は23日、愛媛と長崎で決勝があり、愛媛は松山聖陵が6大会連続9回目、長崎は長崎北陽台が2大会ぶり22回目の出場を決めた。これで全国51代表が出そろった。 今春の全国高校選抜大会王者の大阪桐蔭(大阪第1)は18回目の出場で、6大会ぶり2回目の優勝を狙う。前回大会覇者で今夏の全国高校7人制大会を制した桐蔭学園(神奈川)は22回目の出場。歴代7位タイの優勝5回の常翔学園(大阪第3)は2大会ぶりの切符をつかんだ。 ブランク出場は京都工学院の9大会ぶりが最長。伏見工として優勝4回を数え、学校の統合・再編により現在の校名となった2016年以降では初の全国高校大会となる。 歴代最多15回優勝の秋田工は最多出場記録を72に更新した。前回大会4強の佐賀工は連続出場の最長記録を43大会に伸ばした。初出場は13大会ぶりになかった。 シード校は後日発表される。組み合わせ抽選会は12月7日、大阪府豊中市のA&Hホールで開かれる。大会は12月27日から来年1月7日、東大阪市花園ラグビー場で開催される。【石川裕士】 ◇第104回全国高校ラグビー大会出場校 北北海道 遠軽 2大会連続⑫ 南北海道 札幌山の手 2大会連続㉒ 青森 青森山田 6大会連続⑥ 岩手 盛岡工 4大会ぶり㊱ 宮城 仙台育英 29大会連続㉛ 秋田 秋田工 5大会連続(72) 山形 山形中央 2大会連続㉚ 福島 聖光学院 6大会ぶり② 茨城 ▲茗渓学園 13大会連続㉚ 栃木 国学院栃木 25大会連続㉚ 群馬 明和県央 3大会連続⑪ 埼玉 昌平 2大会ぶり⑤ 千葉 ▲流通経大柏 30大会連続㉜ 東京第1 目黒学院 5大会連続㉓ 東京第2 国学院久我山 2大会ぶり㊹ 神奈川 ◎桐蔭学園 2大会連続㉒ 山梨 山梨学院 2大会連続② 新潟 開志国際 2大会ぶり④ 長野 飯田 3大会ぶり⑪ 富山 富山第一 6大会連続⑯ 石川 日本航空石川 20大会連続⑳ 福井 若狭東 2大会ぶり㉟ 静岡 東海大静岡翔洋 2大会ぶり⑬ 愛知 ▲中部大春日丘 12大会連続⑭ 岐阜 関商工 2大会連続㊸ 三重 朝明 13大会連続⑮ 滋賀 光泉カトリック 6大会連続⑭ 京都 京都工学院 9大会ぶり㉑ 大阪第1 △大阪桐蔭 4大会連続⑱ 大阪第2 ▲東海大大阪仰星 6大会連続㉔ 大阪第3 常翔学園 2大会ぶり㊷ 兵庫 報徳学園 9大会連続㊿ 奈良 天理 3大会連続(66) 和歌山 近大和歌山 4大会連続⑥ 鳥取 倉吉東 3大会連続⑭ 島根 石見智翠館 34大会連続㉞ 岡山 倉敷 4大会連続④ 広島 尾道 18大会連続⑲ 山口 高川学園 2大会連続② 香川 坂出第一 3大会ぶり⑤ 徳島 城東 8大会連続⑱ 愛媛 松山聖陵 6大会連続⑨ 高知 高知中央 6大会連続⑩ 福岡 ○東福岡 25大会連続㉟ 佐賀 △佐賀工 43大会連続(53) 長崎 長崎北陽台 2大会ぶり㉒ 大分 大分東明 3大会連続⑤ 熊本 九州学院 2大会連続⑤ 宮崎 高鍋 14大会連続㉜ 鹿児島 鹿児島実 2大会連続㉓ 沖縄 名護 3大会連続㉒ ※校名左は前回大会の成績(◎優勝、○準優勝、△4強、▲8強)、丸囲み数字は出場回数