HHKB尊師スタイル派必携! 近日発売のバード電子『HHKB接続 TypeCケーブル』を試した
『HHKB』とは、至高の打鍵感を提供してくれるPFUの高級コンパクトキーボード『Happy Hacking Keyboard』のこと。筆者はそのエバンジェリストに任命いただいたので、日々このHHKBの素晴らしさを全世界の人々に伝えるべく頑張っている。
パソコンの上にHHKBを載せて使う『尊師スタイル』
尊師スタイルの『尊師』とは、例の怪しげな新興宗教の尊師ではなく、高名なプログラマーであるリチャード・ストールマン氏にちなんだもので、パソコンのキーボードの上にHHKBを置いて入力スタイルのことを言う。 外付けディスプレイなどを使わない単体仕様の状態でも、HHKBの打鍵感に酔いしれないというマニアックなスタイルで、バード電子から発売されているキーボードブリッジを使うことで、本体のキーを押してしまうことなくMacBookシリーズなどの上にHHKBを置いて使うことができる。
常に繋がっている安心感
たいていの場合、最新型のHHKBはBluetooth経由で接続するが、どうせ本体の上に置いて使うなら、ダイレクトに有線接続して使うのも手だ。有線接続してしまえば、Bluetooth接続の手間はないし、電波状態がよくなくても安定した打鍵を続けることができる。 そのためだけに、開発されたのがバード電子の『HHKB接続 TypeCケーブル』。実にマニアックだが、かゆいところに手が届く素晴らしい製品だ。 発売は1月20日前後ということだが、バード電子の斉藤さんから「ちょっと使ってみて」と、お預かりしたので、使用感をレポートする。新製品のテストもエバンジェリストの使命だ。多分。
長さ40cmで、片側がL字型なのがミソ
長さはわずか40cm。50cmぐらいのケーブルは数多いが、40cmのケーブルはあまり見当たらない。尊師スタイルで使う時は最低限の長さがあればこと足りる。シンプルisベスト。余計な長さは不要だ。ケーブルの被覆はナイロン編みでクオリティ感が高い。
また、片方のコネクターがL字になっているのが非常に重要なポイント。これにより、HHKBの背面のポートに接続しても、ディスプレイに当たることがない。実はここがL字のコネクターでないと、実際には尊師スタイルでの有線接続は不可能なのだ。