ロッテ・岡大海「チャンスはあるのかなと」ノーサインのバント安打で先制 西武戦は今季21勝4敗、貯金17
◇29日 西武0―2ロッテ(ベルーナドーム) ロッテは0―0の6回2死三塁から岡大海外野手が初球を三塁前に転がすバント安打を決め、1点を先制。8回には2死走者なしから友杉、岡、藤岡の3者連続長短打で加点して逃げ切った。 先制の場面について質問された吉井監督は「ああ、岡。昨日の朝5時半から、あれを練習してたらしくて」と最初に冗談を飛ばしながらも、すぐさま「(サインは)出してないです。岡の判断でよくやってくれたと思います」と感謝した。 岡は1回の1打席目からバントの構えを見せ、内野守備陣の動きを探っていた。「なかなか(三塁手が)前にも来ていなかったので。チャンスはあるのかなと思っていた。とにかく三塁側に転がれば何とかなるっていう感じは持っていたんで。それだけです」と冷静に振り返った。 ロッテはこれで今季の西武戦を21勝4敗で終了。現在69勝64敗6分けで3位のロッテは、西武戦だけで17の貯金をつくった格好だ。
中日スポーツ