驚異の1000ps! BMW M3史上初のEVは4モーター搭載、その名は『i3 M』か?
BMWは、パフォーマンスモデルM3史上初となる電気モデルのプロトタイプを初公開した。スクープ班は先日i3新型をスクープしたが、そのパフォーマンスバージョンでもある。プロトタイプを見ると“Vision Neue Klasse”コンセプトの足跡をたどっていることがわかるが、M3プロトタイプはよりアグレッシブで、トレッドが広く、高性能タイヤで包まれた軽量ホイールを備えているようだ。また、車高が低いことから、よりスポーティなサスペンション設定が示唆されている。 BMWは現段階で多くを語っていないが、このプロトタイプについて「新しい基準を設定しようとしている」と述べている。また、このモデルを「HP BEV」と呼んでいるが、これはおそらく「高性能バッテリー電気自動車」を意味している。 さらに、BMW Mの開発責任者であるディルク・ヘッカー氏は、「電動化によって、“M”の典型的なダイナミクスを作り出すための、まったく新たな自由度の高さが得られることになりました」と表現している。 プロトタイプを見ると“Vision Neue Klasse”コンセプトの足跡をたどっていることがわかる。しかし、M3プロトタイプはよりアグレッシブで、トレッドが広く、高性能タイヤで包まれた軽量ホイールを備えているようだ。また、車高が低いことから、よりスポーティなサスペンション設定が示唆されている。 側面からは、格納式ドアハンドルと比較的フラットなルーフが見てとれ、当然ながら排気口のないシンプルなリヤエンドが確認できる。 プロトタイプは、過去数年間テストされてきたi4ベースのクアッドモータープロトタイプのラップを彷彿とさせる。このモデルは最高出力1014ps(746kW)以上を発揮し、高度なトルクベクタリングやタンクターン機能も備えている可能性があると噂されており、電動M3にも同レベルの性能が期待される。 量産型の登場時期は不明だが、車名は『i3 M』が最有力候補となっているようだ。
APOLLO