【シンガポール】カペラ、日本初のホテル2軒を25年に開業
シンガポールのホテル運営会社カペラ・ホテル・グループは、京都と大阪に日本初進出ブランドのホテル2軒を2025年に開業する。 京都では「カペラ京都」をオープンする。4階建てで、客室数は92室。京都市東山区の花街、宮川町に立地する。世界的に有名な建築事務所、隈研吾建築都市設計事務所が設計を監修し、シンガポールのインテリアデザイン事務所、ブリューイン・デザイン・オフィスが内装デザインを手がける高級カテゴリーのホテルとなる。 大阪では「パティーナ大阪」を開業する。21階建てで、客室数は221室。大阪城の向かいに立地し、難波宮跡公園に隣接する。50平方メートル以上の広い客室やスイートルームのほか、レストランやルーフトップバー、宴会場、スパなども備える。カペラ京都と同様に、大阪・関西万博が開催される25年の開業を目指す。 カペラ・ホテル・グループは、シンガポールのほか、オーストラリアやインドネシア、タイ、ベトナム、中国でカペラブランドのホテルを運営している。今後は台湾や韓国、サウジアラビアなどにも進出する予定だ。