Aぇ! group佐野晶哉と増田俊樹が吹替版でW主演、中国の3DCGアニメ映画「ヨウゼン」公開
中国発3DCGアニメ映画「新神榜・楊戩」の日本語吹替版が、「ヨウゼン」の邦題で3月に公開される。声のキャストとして、佐野晶哉(Aぇ! group)と増田俊樹がW主演で参加したこともわかった。 【動画】佐野晶哉と増田俊樹の声を収録した「ヨウゼン」日本語吹替版のPV映像はこちら 本作は、中国の古典小説「封神演義」に登場するヨウゼン(楊戩)を主人公に据え、新解釈のオリジナルストーリーを展開させる長編アニメーション。「白蛇:縁起」「ナタ転生」で知られるアニメーションスタジオ・追光動画と監督のチャオ・ジーが制作し、中国国内では記録的な興行収入を達成した。 舞台となるのは、世界が仙界と人間界に分かれていた時代。殷と周の間で起こった戦乱の末に仙界の勢力は衰弱し、落ちぶれたヨウゼンは人間界で懸賞金稼ぎをしながら暮らしていた。一方、母親が華山に閉じ込められているジンコウ(沈香)は、手にすれば力が倍増するという“宝蓮灯”を探して旅をしていた。そんなある日、ヨウゼンが自分の甥であるジンコウと出会ったことで物語が展開される。 佐野は“神の力”を失った賞金稼ぎ・ヨウゼン、増田は“神の力”を盗んだ少年・ジンコウにそれぞれ声を当てる。佐野は「ヨウゼンとジンコウの絆とか、師匠との絆とか、僕たちが大切にしないといけないことがこの作品には詰まっていると思うのでぜひ劇場で観ていただけたら嬉しいです」とコメント。増田は「アクションがとても見応えがあり、また感情の動きや、人との絆やふれあいといった人間ドラマがしっかり描かれていて、愛情にあふれた作品になっています」とアピールした。 なお2人の声を収録したPV映像は、YouTubeで公開中。また映画の各公式SNSでは、佐野と増田によるコメント動画を見ることができる。 「ヨウゼン」の配給はブシロードムーブと面白映画が担当する。 ■ 佐野晶哉 コメント オファーをいただいた時はとてもびっくりしました。まさか自分が声優のお仕事をさせてもらえる日が来るとは思っていなかったので本当に嬉しかったです。初めてこの作品を観たときは、まず映像がすごく綺麗で、音楽が素晴らしいなと思いました。ストーリーも中国の神話など馴染みのない部分も多いかもしれないのですが、どこかすっと入ってくる部分がとても多くて、分かりやすく、誰でも楽しめる内容です。このヨウゼンというキャラクターを声で演じるというのはすごく光栄なことで、やりがいのあるキャラクターだと感じました。ヨウゼンとジンコウの絆とか、師匠との絆とか、僕たちが大切にしないといけないことがこの作品には詰まっていると思うのでぜひ劇場で観ていただけたら嬉しいです。 ■ 増田俊樹 コメント このような素敵な作品が日本で公開されるにあたり、キャスティングしていただけたことをとても光栄に思います。今作は、アクションがとても見応えがあり、また感情の動きや、人との絆やふれあいといった人間ドラマがしっかり描かれていて、愛情にあふれた作品になっています。 きっと、どの年齢の方でも観たあとには何かを大切にしたいと感じる、そんな作品になっていると思いますので、気になった方はぜひ劇場に足を運んでいただきたいです。 (c)Light Chaser Animation Studios (c)YOZEN