大阪市・松井市長が定例会見5月13日(全文2)31名ということはあり得ません
4月に入って減らしたのではない
B:3月の中旬以降に、徐々に感染者が増えてきましたんで、もうその時点では4月の定例の人事異動で兼務職員が所属に戻るという手続きをしておりましたので、4月以降の急増の対応に間に合わなかったということで、今、市長が説明しておりますように応援という形を取らせていただきました。 松井:だから1月の、今、41名体制だったのが、途中で減らしているじゃないかというのが君の言い分やと思うけど、それを減らしたのは4月に入って減らしたんじゃありません。4月の異動時期があったんで、3月の、感染者が1日50人、2桁になってきた辺りで兼務を、兼務職員を、一度兼務を解除して元の職場に戻したと。これは4月の異動があるからですよ、人事異動。で、今度は4月の人事異動のあと、4月に急激に感染拡大がしてきたんで、この役所の人事的なそういう手続きを簡素化させて応援という形で看護師と保健師、プラス10名。だから総勢で看護師・保健師体制が35名という形で、今この第4波の保健所業務に当たっているということです。 毎日放送:今、新規の、人事異動の話が出ましたけども、今日お昼のニュースでもわれわれは放送させてもらったんですけれども。 松井:だからあれ、放送、言ってることが全然違うやんけ、われわれと。
ノウハウがある保健師が少ないのが業務逼迫の一因では
毎日放送:今回、ただ、残られている、今、体制表に載られている方々の【***00:44:31】ですけれども、そのうち23人がこの4月で代わられていて、もちろん業務的に、非常にこの疫学調査や保健所の業務が大変というのはわれわれも取材をしている中で分かっているところですので、もちろんそれを全て否定するわけではないですが、そのうち新規採用の、新規で採られている方が10人入られているということで、現場からは、今まで3波や2波の経験、ノウハウがある保健師が非常に少ないというところが業務逼迫の一因となっているという声もあるんですけど、それについてはいかがでしょうか。 松井:そこは、これはそもそも大阪市、ていうか大阪市のみならず、この間、日本は長年、この感染症と、公衆衛生環境が非常に良くなってきたんで、感染症に対しての専門職っていうのが行政職としては非常に採用がやっぱり少なかったというのが現実問題としてあります。これは今に限ったことではありません。もう数十年前から。それで、そういう中でこの保健師、看護師の採用数そのものがこれまで少なかったということがあります。 ただ、感染症の、もちろんベテランのほうがそれは、より対応力は、若い人よりはあるんでしょうけども、感染症に向かう疫学調査というのは専門職として資格がある方であれば、そもそもこれまで勉強してきているわけですから、それはもっとベテランが多いほうがいいじゃないかと言われればそうかもしれないけれども、感染症に対応する組織力としては、これはわれわれとしたら看護師、それから保健師という資格を持った人の人員を拡充はしています。 毎日放送:分かりました。あと、ちょっと今、人数。 B:すいません、健康局ですけれども。保健師の採用につきましては一時減少したときもありますけど、昨今はいろんな疫学調査以外の部分についても採用枠は拡大しております。ただ、募集人員に希望者というか、採用者が定員に達してないという事実はございます。 松井:あれ、昨今って専門職は、大阪市の場合はちょっと当面の間、採用人数を絞ってたいうのをこの間聞いてんけどな。 B:ですから今回、コロナの関係で人員を増強するということで募集をしてましたけど、結果的に採用の定数に至らなかったということでございます。 松井:はい。 【書き起こし】大阪市・松井市長が定例会見5月13日 全文3に続く