笑福亭鶴瓶&原田知世×重岡大毅&上白石萌音「35年目のラブレター」 主題歌は秦基博の書き下ろし楽曲
笑福亭鶴瓶が主演し、原田知世と初共演を果たした映画「35年目のラブレター」の主題歌が、秦基博の書き下ろし楽曲「ずっと作りかけのラブソング」に決定。あわせて、同楽曲を使用した予告映像(https://youtu.be/sEdEnWgxTyA)とメインビジュアルが披露された。 本作は、ある夫婦の“感動の実話”を映画化した作品。戦時中に生まれた西畑保は十分な教育を受けることができず、読み書きができないまま大人になった。保は自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子(きょうこ)への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、夜間中学に通い始める。一から文字を習い、妻へのラブレターを書くために奮闘する夫と長年支え続けてきた妻の心温まる“感動の実話”の映画化となっている。鶴瓶が保、原田が皎子、西畑夫妻の“若かりし頃”を重岡大毅(WEST.)と上白石萌音が演じる。 主題歌を手掛けた秦は、“鋼と硝子で出来た声”と称される歌声と、叙情性豊かなソングライティングで注目を集め、映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌「ひまわりの約束」が大ヒット。その後も映画、CMなど数々のテーマ曲を手掛けている。本作の脚本を読んだ上で作詞・作曲に挑み、主題歌「ずっと作りかけのラブソング」は完成。まるで西畑保(鶴瓶&重岡)とその妻・皎子(原田&上白石)のように温かく優しさに満ち溢れた楽曲となっている。 秦「最初に脚本を読ませていただいて、すごく身近にありそうで、それでいて特別なお話だなと思いました。主人公の西畑保さんは何度も何度も手紙を書き直します。その度に変化していく気持ちもありながら、深まり強くなっていく奥さんへの想いをどんどん更新しながらお手紙を書かれていました。その姿は、自分が歌を作ることにも置き換えられると思い、歌うことにリンクする部分を感じながら曲を作りました」 予告の冒頭では、保の読み書きができない姿と、寄り添う皎子が代わりに読み書きをする様子が映し出される。読み書きができない自分を長年支え続けてくれた妻へラブレターを贈るために、定年退職後に夜間中学へ通い読み書きを学ぶ決意をする保。その周りには、真摯に読み書きを教える担任の谷山恵(安田顕)、そばで見守る娘夫婦(徳永えり、ぎぃ子、辻本祐樹、本多力)に加え、人生の恩人となる寿司屋の大将・逸美(笹野高史)ら、優しさ溢れる個性豊かな人物たちが登場している。 映像の後半では主題歌「ずっと作りかけのラブソング」もお披露目。長年支えてくれた妻へラブレターを贈るために、葛藤しながらも精一杯努力する保の姿が映し出される。そして2人が出会った当時、読み書きができないことを涙しながら初めて明かす若かりし頃の保(重岡)と、その涙を拭うように「今日から私があなたの手になる」と、保をまっすぐ見つめる皎子(上白石)の夫婦愛に満ちたシーンも。秦の楽曲により一層温かく彩られた、優しい気持ちになれる映像だ。 「35年目のラブレター」は、2025年3月7日に全国公開。