保育料の第1子無償化、少子化対策「一刻の猶予もない」 12月13日の会見で 小池知事会見抄録
「(先月22日から)都民の皆さまから未来の東京へのアイデアについて、意見募集を行ってきた。じつは今日が締め切りだったが、どんどん意見が寄せられており、来週(20日)まで続けることにした。これまで1万件超の意見をいただいている。特に10代、20代の若年層が多い。SNSなどのツールを用いた一つの成果だと思う」 ――10日の都議会で保育料の第1子無償化について、来年9月からの開始を目指して検討を加速させる旨を表明した 「少子化対策は一刻の猶予もない。これまで都は結婚や出産がリスクではなく、希望や家族を持つことの喜びといった方向に進めていく必要があるということを常に考えて、いろいろと施策を進めてきた。これまでは第2子の保育料無償化だったが、これを一歩先に進める。第1子の無償化の中身も、基本的に同じ内容を念頭に検討する」 ――自民党都連の政治資金収支報告書不記載問題。知事の受け止めは 「これは基本的に自民党が説明されること。詳細は承知していない」 ――政治資金パーティーは知事も知事が特別顧問を務める都民ファも開催している 「都民ファも、私自身も基本的に法に基づいて適切に対応している」 ――自民、公明、国民民主が年収の壁引き上げで合意した 「3党合意、交渉事だと思う。これからの流れについては注視していきたい」