【飯塚オート・GⅠ開設記念レース】大幅整備正解の佐藤貴也「エンジンのベースはいい」
飯塚オートのナイターG1「開設68周年記念レース~トーマスメモリアル魂の継承Vol.10~」は15日に3日目を開催し、準々決勝戦が争われた。 不安定(斑)走路での攻防となった8Rで鋭いインさばきから貫禄勝ちを収めたのが当地でSG優勝の実績もある佐藤貴也(39=浜松)。 スタートは8番手ながら、2周回に早くも4番手まで浮上するとじっくり構えて着実に上昇。5周3コーナーで7人抜きを演じた。「2日目から少しキャブ調整していった。若干ズレた気がするので前日に戻す方向で合わせ直すけど、ベースはいいと思います」とマシンには自信を持つ。 前節の伊勢崎での動きも悪くなかったようだが「自分でスタート行ったり、展開をつくって勝てたエンジン。今回はさばいて勝てているのがいい」と前検日にクランクを新品に交換した大幅整備がバッチリ当たっている。 確かな手応えで臨む4日目(16日)の準決勝戦10Rもパワフルな走りで優出に突き進む。
東スポWEB