40代デザイナーのバッグの中身。かごバッグは渋好み系からレトロなパリジェンヌ風にアップデート
おしゃれな方のバッグとその中身を紹介する連載の第25回目は、ライフスタイルブランド『CLASKA』が展開する、大人の女性のための日常着『HAU』のデザイナー・藁谷真生さんが登場。愛用するバッグと、その中身とは? 【画像一覧を見る】
かつてパリジェンヌが持っていたような蓋付きかごバッグ
「かごバッグが好きで、季節を問わず持っています」と話す藁谷さんが愛用するのは、長い持ち手が付いた、コロンとした形がお気に入りというワンハンドルの蓋付きのかごバッグ。 「昨年まではあけび蔓のかごバッグを持っていましたが、今の自分には色味が渋すぎると感じるようになって。でも、いつかまた似合うかもと思い、今はあえてガラリと、パリジェンヌが昔持っていたようなデザインにふってみよう!と、こちらを購入しました」 「合わせる服にもよりますが、今のところこれが一番しっくりきます。かごバッグの魅力は、持つだけでスタイリングが一気に完成するような存在感。あと、ちょっと形がユニークで、見た目重視の機能性ゼロ、というところもいいなと(笑)」
かごに入れるポーチは柔らかい布製がベスト
持ち物は好きな色でまとめて、アイテムは長く使う方だという藁谷さん。中にはちょっとキャッチーなデザインも加え、バランスを見て足したり引いたりしているのだとか。 「かごの中には、軽くて形が変わるものがいいと分かり、ポーチは布製のようなふにゃふにゃしたものを愛用しています。以前は硬いボックス型のポーチを使っていましたが、嵩張るし、かごバッグにも入らないんですよね。それなら作っちゃえ!と巾着を作り、化粧直しも口元くらいしかしないので、小さい布ポーチに落ち着きました」 (写真左から) ストライプの巾着:余り布で作ったお手製です。 蓋付きのケース(大):サプリや薬を入れて常備しています。 蓋付きのケース(小):友人お手製のバーム、リップとして愛用中。 リップ:『OSAJI』の〈ニュアンスリップスティック〉。「雨あがり」という名前のついた深みのあるレッド系の色。あまりに気に入って自宅用と外出用の2本持ち。 ティッシュケース:10年ほど前に、二子玉川にある『KOHORO』で購入。 花柄のポーチ:『BONTON』のポーチ。リップ、口紅、フレグランスのロールオンがぴったり収まるミニポーチは洋服のポケットにも入るコンパクトさがお気に入り。 ミラー:ダイヤモンドの形をした『フライングタイガー』のミラーは親友からのプレゼント。おもちゃみたいなキャッチーさが◎、通称「魔法の鏡」!! 香り系は、アメリカ・ユタ州発の『dōTERRA』を愛用。セラピーグレードと呼ばれる高純度のエッセンシャルオイルなのだそう。 「『dōTERRA』のオイルは体を整える際に良いブレンド。ロールオンは香水代わりに使っています」 (写真手前から) ロールオン:〈ネロリタッチ〉と〈クラリカーム〉、香水代わりに首筋や手首に塗って日常的に愛用中。 エッセンシャルオイル(ブルー):〈アダプティブ〉、気持ちがざわざわした時に香ると落ち着きます。湯船に入れれば気分がリラックス。 エッセンシャルオイル(グリーン):〈スペアミント〉は、すっとするミント系なので眠気覚ましに。 キーホルダー:持っていてかわいいし、大きくて存在感がないとカギと一緒になくしちゃうので、このサイズがいいんです。 財布:『アニヤハインドマーチ』のもの。長財布派で、これは結構長く使っています。 (写真左から) 本:先日、アートブックショップで買った本。移動中に読むこともあるので、バッグには本を入れています。 手帳:昨年から展開している、『CLASKA』とアートディレクター・葛西薫さんとのコラボ〈葛西薫ダイアリー〉。 ステンレスボトル:夏は水、寒くなってくると温かいほうじ茶を入れています。ただ、小さくて足りないので、こちらは午前中には飲み終わってしまいますが。